(新)司法試験の難易度は、旧司法試験と比較すると大幅に難易度が下がったと言わざるを得ないでしょう。
まず、合格率の面から見ると、当初7,8割の合格者を出すとのことでしたが、実際は年々下がり3割弱。
といっても旧司法試験と比較すると大幅に易化しています。
以前より多い合格者数を見ても、合格しやすい試験になったとの見方が趨勢です。
ですが、俄然高難易度資格試験であることは事実で、新司法試験を受験するには
まず法科大学院に入らないといけません。
しかも法科大学院でしっかり勉強した前提でのことです。
修了しないと受験資格を得られませんし、法科大学院が合格率を上げるために、
合格可能性が低い受験生を修了認定しない可能性もあります。
また新司法試験には旧司法試験にはない5年で3回しか受験できないという制限があります。
いくら旧司法試験と比較して難易度が下がったと言っても、このようなプレッシャーがある中で受験するのは、
上がった合格率、3000名まで合格者数を増やすといったことを考慮しても難しさを感じます。
そしてこの”三振制度”は旧司法試験の受験もカウントされます。
(三振制度は、合格率が上がった新司法試験において、
3回以内で受からない受験者はそれだけで
弁護士、裁判官、検察官としての資質・適正がないと
みなす措置だと推測されます。)
新司法試験に合格するには、合格者を多く輩出したり、合格率が高い法科大学院に進むことが合格確率を上げることだと思いますが、 そういった法科大学院に入ることは難しく、対策が必要でしょう。
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