弁護士の働き方としては、法律事務所や弁護士法人ですが、
近年は企業内弁護士も増えてきてるようです。
独立している個人事務所や共同事務所、弁護士法人に勤務弁護士(イソ弁)として勤務したり、
独立開業してボス弁として経営したり、共同経営者と複数で共同事務所や弁護士法人を設立して
業務をこなす弁護士が多数でしょう。
規模としても、1人で開業している個人事務所から数人、数十人程度の事務所。
中には数百人規模の巨大事務所も存在します。
個人事務所や中堅規模の事務所においては国内の事件やトラブルを中心に、
個人や企業の依頼人から依頼を受けます。
トラブル解決のための交渉や訴訟にあたり、民事はもちろん刑事事件も取り組んでいます。
また、大規模の事務所は大企業相手に企業法務を中心としています。
外国企業との交渉や契約など国際的な仕事も多く、トラブル解決よりは、
未然にトラブルを防ぐような契約内容のチェック、契約書作成などが多くなります。
「渉外弁護士」と呼ばれる弁護士はこういった大規模事務所に所属しています。
こういった事務所で扱う内容は、大企業なだけあって膨大な内容であり、少ない人数では対応できません。
日本だけでなく諸外国の法律、税法や特許などあらゆる法的サポートを要しますので、
必然的に人数が多くなります。
さらに、近年増えてきてると言われている企業内弁護士。
企業の社員として、契約内容のチェックや契約書の作成、コンプライアンスのチェックなど、
内部から企業法務を支える業務をこなします。
法科大学院ができ、新司法試験になり、合格者を増やすという計画ですので、
今後企業内弁護士は増えてくるものと考えられます。
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