弁護士とは、「基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命としています」
(弁護士法第1条)。
弁護士は、社会の中で起きるさまざまな法律問題の解決に取り組み、
「誰もが安心して暮らせる社会」の実現をめざして活動する法律の専門家です。
(日弁連参照)
企業や個人が、契約や紛争、犯罪などの事件トラブルをかかえている依頼人のために、
正当な権利を主張し、法的手続を行う代理人、法律家が弁護士ですが、
その業務内容は幅広く多岐に渡ります。
弁護士の主な業務内容には、
法律に関わる相談を受けてアドバイスする法律相談、
個人・企業間トラブル解決のための示談交渉、訴訟などの民事事件、
犯罪の容疑者の相談などの刑事事件、
企業において他社や従業員とのトラブルを未然に防ぐための交渉や契約書の作成などの
企業法務などがあります。
働き方としては、法律事務所や弁護士法人ですが、近年は企業内弁護士も増えてきてるようです。
独立している個人事務所や共同事務所、弁護士法人に勤務弁護士(イソ弁)として勤務したり、
独立開業してボス弁として経営したり、共同経営者と複数で共同事務所や弁護士法人を設立して
業務をこなす弁護士が多数でしょう。
弁護士は他の法曹(検察官、裁判官)と違って自由業、つまりやり方次第で高収入も可能であり、
また逆にあまり稼げない場合もあります。
詳しくは、「弁護士の収入・報酬・年収・所得」をご覧ください。
弁護士になるには、司法試験に合格し司法修習を受け修習後に行われる考課に合格した後、
入会しようとする弁護士会を経て、日本弁護士連合会に登録の請求をしなければなりません。
(弁護士法8条、9条 日弁連参照)
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