新司法試験の合格者数は、当初新制度の計画では3000人の合格者としていましたが、2009年には前年を下回り、2000人台を推移していましたが、ついには2000人台を下回り、1800人程度に。
法科大学院自体も定員数を減らしており、さらには今後は1500人程度を目指すということです。
年度 | 合格者数 |
---|---|
2015年 | 1,850 |
2014年 | 1,810 |
2013年 | 2,049 |
2012年 | 2,102 |
2011年 | 2,063 |
2010年 | 2,074 |
2009年 | 2,043 |
2008年 | 2,065 |
2007年 | 1,851 |
2006年 | 1,009 |
累計合格者数のランキングでは、東京大学、中央大学、慶応義塾大学、京都大学、早稲田大学、一橋大学、神戸大学・・・の順になっています。
既修コースと、未修コースの合格者数の推移。
(既修:法学部出身が中心の2年コース。未修:法学部以外出身が中心の3年コース)
●新司法試験既修合格者数推移
年度 | 合格者数 |
---|---|
2015年 | 1,133 |
2014年 | 1,121 |
2013年 | 1,209 |
2012年 | 1,171 |
2011年 | 1,182 |
2010年 | 1,242 |
2009年 | 1,266 |
2008年 | 1,331 |
2007年 | 1,215 |
法学既修者コースの累計合格者が多い法科大学院は、東京大学、中央大学、慶應義塾大学、京都大学、一橋大学などがあります。
法学既修者コース累計合格者数が多い法科大学院は既修割合が高い傾向があります。。
●新司法試験未修合格者数推移
年度 | 合格者数 |
---|---|
2015年 | 531 |
2014年 | 526 |
2013年 | 720 |
2012年 | 873 |
2011年 | 881 |
2010年 | 832 |
2009年 | 777 |
2008年 | 734 |
2007年 | 636 |
法学未修者コースの累計合格者が多い法科大学院は、早稲田大学、東京大学、慶應義塾大学、中央大学、大阪大学、明治大学、名古屋大学などがあります。
早稲田大学、大阪大学、名古屋大学などは未修割合が多い法科大学院となってます。。
ご覧のように、既修コースと未修コースの合格率にはかなりの差があります。
毎年のように100名以上合格者数を輩出する法科大学院は、
東京大学、
中央大学、
慶応義塾大学、
京都大学、
早稲田大学となっています。
これらの法科大学院は定員数も多く、旧司法試験においても高い実績を出しています。
合格者数も多い法科大学院は、合格率も高い傾向があり、優秀な受験生がそろっていると推測されます。
法科大学院を経由しない予備試験組の合格者数も100名を超え、トップ5どころか合格者トップになってきました。
明治大学、一橋大学、神戸大学、大阪大学、北海道大学、同志社大学、立命館大学、東北大学等も毎年のように合格者が多い(30〜90名)法科大学院です。
毎年ではありませんが、合格者ゼロの法科大学院も存在します。
2009年、2007年は合格者ゼロの法科大学院はありませんでしたが、2008年は3校、2006年は4校ありました。
3000人計画の達成可能性はほぼ無くなり、1500人台まで目標を下げましたが、合わせて定員数を減らす法科大学院増えています。
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